燃料:チップ
設置年:2006年
出力: 500kW
使用用途:小学校(400人)・リアルスクール(430人)・プール・体育館の暖房
この施設では、小学校とリアルスクールの暖房、プールの昇温と体育館の暖房を行っており、熱供給事業に関しては、町と事業体が共同事業として運営しています。ドイツでは現在、建築の高断熱化事業が行われており、昨年に建物の断熱改修を行った結果、年間の使用熱量が、昨年の450万kWhから今年は250万kWhになる予定で、熱の供給量に余裕が出来てしまい、現在建築中の食堂の暖房にも熱を供給する予定です。
この施設では、地上に大きな燃料保管用のサイロを設置するスペースがなかったため、地下に燃料サイロを設置しました。燃料はこのサイロに貯められ、スクリューによってボイラーまで運ばれます。燃料の残量はコンピュータで管理され、少なくなると、事業者が燃料を運んで来るそうです。また、これらのシステムはモニターで見れるようになっています。補助ボイラーとして天然ガスボイラーが設置されています。



